2019年7月14日日曜日

「銀塩」って何…?(最後に)

四回に渡ってお送りしてきた「銀塩って何?」シリーズ、いかがだったでしょうか。

大まかに
その1:モノクロフィルムについて
その2:現像とモノクロプリントについて
その3:カラーフィルムについて
その4:カラープリントとリバーサルフィルムについて
つらつらと書いてみました。
あちこち話が飛んだり論旨が乱れたり、読みにくいところはご容赦くださいませ。
説明が間違ってたり、分かりにくいところがあったらご指摘いただけるとありがたいです。


今や写真と言えばデジタルカメラ(やスマートフォン)。
ではありますが、例えばデジタルカメラの画像を作る重要な部品、イメージセンサーですが、あれだってじつは「ハロゲン化銀」と同様に、明るさだけに反応していて、色は認識しないんです。
明るさを測るセンサーをたくさん並べて、そのセンサーの前に色フィルターを置くことで、それぞれ個別の色の明るさを色ごとに別々にデータ化して、あとからいろいろ計算してカラー画像にしています。
なんだか、カラーフィルム実現のアイディアが活かされてるような気が……しませんか?


なーんてことを書いてると、もしかしたら、「銀塩写真って難しそう」とか、「そんな知識が必要なの?」とか、「美写ってそういうひとばっかりなの??」とか、思われてしまったかもしれません…

が……

まったくそんなことはありません!!!

フィルムが何でできてるか、なんて知らなくても写真は撮れるし、フィルムで撮ってプリントした感じが好き、だとしたらもうそれでじゅうぶんですし、美写メンバーの99%は発色カプラーなんて知りません!(言い過ぎ?)


やっぱり銀塩写真って楽しいので(デジタルも楽しいです。何というか、楽しさの拡がり具合が、銀塩とデジタルで重なってるところと、デジタルにしかないところと、銀塩でだけ楽しめる、ところがあるのかなあ?、と思ったりしてますが)、ちょっとでも「銀塩写真」に興味を持ってもらえたら嬉しいなあ。と思います。

そして、面白そう、と思ったらぜひ、美写に遊びに来てください。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!

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